マーマレードの作り方

Last-modified: Tue, 05 Jan 2021 19:23:37 JST (1208d)
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目 的

  • 収穫した柑橘類を長期利用できるようにマーマレードとして加工したい。
  • パンにつけるだけでなく、いろいろな局面で気軽に利用したい。

手 順

  • マーマレードとジャムの違いを正確には理解していないが、ほぼ同様に思っている。
    • ジャムは果肉を主材料としているが、マーマレードは果皮(柑橘類)が主材料
    • ジャムは果実を直接加工(加熱)するが、マーマレードはあく抜きが必要
  1. 目安として、重量「10」のジャムをつくる場合は、重量「10」の果物(対象)と重量「5」の砂糖が必要。
  2. 洗った柑橘類をたっぷりの水に入れて沸騰させ3分程度茹でてお湯を捨て、再度新しい水から、合計3回、同様に茹でる。
  3. 改めて、新しい水を入れ、一晩放置しておく
  4. できたマーマレードを保存する入れ物やふたを、事前に沸騰状態のお湯の中で10分ほど投入しておき、加熱消毒しておく。
    (マーマレードを入れるスプーンも煮沸消毒する)
  5. 昨日茹でた柑橘類をヘタなど、マーマレードにできないものを除去して、果皮を残して鍋に投入する。(果皮も含めて、重量「10」)
    • 種を取り除く時は、できるだけ種のみの除去に心掛け、種の周りのヌルヌルは鍋に入れる
  6. 果皮を適当な長さと太さに千切りにして、鍋に入れる。
  7. 重量「5」の砂糖も同時に投入し、鍋を加熱する。
  8. マーマレードが焦げないように、しゃもじなどで常に撹拌しながら弱く沸騰する程度で加熱し、ある程度硬くなるまで水分を飛ばす。
    冷えると更に固まるので、想定のマーマレードより柔らか目の状態で、過熱を終了させる。
  9. できたマーマレードを熱いうちに、煮沸消毒した保存用の入れ物(2.)にスプーンで手早く入れ、しっかりふたをし、冷めたら、冷蔵保管する。

注意点

  • 種の周りのヌルヌルは、マーマレードの粘度を保持するために必須なので、面倒でもできるだけ捨てないように注意
  • 柑橘類や砂糖の重量は、詳細には、果物に含まれる水分や糖分および好みによって、調整が必要。
    • 糖度が高いと体に良くないが、糖度が低いと長期保存ができない
      早めに食べるのであれば糖度が低くても何ら構わないが、「マーマレード」と呼べなくなる